お客様の視点から見ると、デニーズで働く従業員は明朗快活でいつも楽しそうに仕事をしているように見えるものである。どの接客業においても、そういった形でサービスが提供できるようにとアルバイトの教育を行うものだというのも事実であり、それが実際に実施されてきている結果とも言えるだろう。飲食店は料理と共にサービスを提供する場所であり、お客様に満足をしてもらえなければ再訪を期待することができない。そのために少しでも良いサービスをアルバイトが行えるようにするということは重要な視点であり、それを実現するためのマニュアルが準備されているのが現場の実情となっている。

それをマスターしていくことが現場で働く人材に求められることであるものの、その内容の豊富さから一度に全てを覚えるのは不可能に近い。しかし、それを要求してくることが多いのが現場であり、店長によってはマニュアルを完全に理解できていないことを指摘して叱ることもあるのが実情となっている。しかし、デニーズの現場ではスタッフ間の連携が重要視されている現場が多く、完全にマニュアルを覚えていなくても、現場でベテランに聞いてすぐに対応できれば良いという考えがまかり通ることもよくある。完璧な理解ではなく大雑把な把握をしておけば現場での対応が可能になることが多いため、マニュアルの暗記という大きなハードルを越えなければならない負担は比較的小さいのである。しかし、忙しい時間帯での勤務では人に聞く余裕すらないことも多く、「分からなければ聞けばいいや」というスタンスではなく、自ら積極的にマニュアルを覚えていなければならないだろう。